びっくりするくらい良い映画。
それにもまして素晴らしいのが着眼点。
タイトルから想像するに、汗と涙と友情と、野球をめぐる感動劇かと思いきや…。
「しょうがないこと」
青春時代のあんなことやこんなこと
その感情の全てがこの75分間の中に凝縮されています。
自分ではどうしようもできないことは大人になっても腐るほどあるけれど、それでも 一生懸命やる ということの意義は確かにある。それが例え報われなかったとしても。とにかく一生懸命やってみなきゃ何も始まらないというのも事実。
この物語の中で描かれる「かもしれない」が私にはとてもリアルに映りました。脚本がとにかくお見事。全く隙がない素晴らしい作品。
ネタバレ少しだけあり〼。
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いやいや、評判通りの良作でした。開始早々、想像と違いすぎる進行に少しだけ戸惑いましたが…それも数分。気がつけば終わっていましたと言いたくなる程の良きサイズ感と 着想 に脱帽。それに説教臭くなってない感じがとても良いですよね。
物語終盤はずっとウルウルしっぱなしでした。笑
青春モノとカテゴライズするには勿体ない。大人になってしまった私達誰の心にもきっと引っ掛かる…そんな物語です。。とはいえ、この作品を観て何も感じないってのもそれはそれで正解だと個人的には思いますが。
にしても矢野くん…。♡笑