めちゃくちゃいい脚本。
甲子園で奮闘する選手の様子を映さずに、アルプススタンドから試合を応援する生徒に焦点を当てた映画。
最初は全校応援に乗り気じゃなかった生徒たちが球場の熱気にのまれ、それぞれ抱えていた悩みやいざこざが解決していく。
こういう清々しくて単純な青春物はなんか好きです。
「ごめんね」とか「ありがとう」とか「頑張ろう」とか、たった一言が言えないモヤモヤが周りの雰囲気やノリでどうでも良くなるあの感覚を思い出させてくれるような映画でした。
1時間ちょいで見れる手頃な映画で、最後にはその後の登場人物が描かれる胸熱展開。
なんとコスパの良い映画でしょうか。
改めていい脚本。
これは舞台が見たくなります。