nakaji

アルプススタンドのはしの方のnakajiのレビュー・感想・評価

3.0
愚痴です

インディーズ映画は自由な分、とんでもない優秀な作品も生み出せますが
それは砂浜で失くしたコンタクトレンズを探すようなもの
ほとんどが価値のない作品
学生やワークショップの卒業制作やら、メジャーに見放された物
それから、こんなのです

ストーリーが稚拙で独りよがりだったり
シナリオが未熟だったり
演出がぎこちなかったり
画像がチープで汚かったり
役者に華が無かったり、
下手くそな演技を見ないといけなかったり

未熟だから、金が無いから
そんなの観客には関係ないですから

この作品は
よくまとまっています
なんか、演劇っぽいなあ
と思ったら、やっぱりね
高校演劇ですか

若者達が
前へ向かって踏み出すっつう感じで
コンクールで大好評だったんだろうね

それで
漫画化やら映画化なんやねえ

でも、こんなので何かを得るほど
もう若くはない
話の筋も最後まで見え見えだし
矢野君のくだりもね
まるで教科書を読んでるみたい

大人になったシーンはいらない
夢も希望もないくらい小さくまとまっている
作者の理想は、あんな大人なんだね

送りバントでも幸せになれる人生
夢ある若者には酷すぎるだろう

かと思ったら、努力家を大成させるんだよね
努力は無駄にならないなんて
ちょっと希望を持たせたり

作者は高校の教師らしいけど、教師になる人ってこんなのが多いよね
冒険させて失敗したら、親に訴えられるかもしれないし
ちゃんと保険を作っているあたり守りも完璧だわ

シンパシーを感じて安心感を持つ心地良さ
仲間ができる達成感

まあ、毒にも薬にもならないけど
オロナイン軟膏みたいな作品です

キレイなところだけ見せてるけど
現実は・・・
そう、裏でドロドロしてるんだよ

そうですねえ
高校の特別授業で観せればいいんじゃないですか

よくできているけど
1800円の価値のある部分が無い
未完成でも、ある部分だけでも金を出す価値があれば満足するんですが
あらゆる面で、足りないんです
欠点が少ない分、評価は高くなるでしょうがね
冷静に考えて値段をつけてみてください
映画館にいく労力も含めてね

テレビドラマで十分ですよ

欠点がないわけじゃない

球場がね
どうみても甲子園に見えないんですよ
最初、地区予選のシーンだと勘違いしてしまった
もちろん景色がぜんぜん違うんだけど(球場の外に木が生えてるのがアルプススタンドの裏から見える)
雰囲気がね、あの覆いかぶさるような圧迫感がない
観客にキャイーンの天野がいたように見えたけど、錯覚かな?

それと、先にも書いたけど
内容自体が保守的、教科書的な事
セトウツミが新鮮だった理由を考えればわかる

役者の演技もわざとらしいすぎる
よくやっているようで、一人一人の演技が浅い
演劇の役者とほとんど同じらしいが
映画だからって、急に自然な演技ができるほどまだ力がないのはしょうがない
ん?しょうがないじゃダメなんだってボッチの優等生がいってたな
じゃあダメだ

探せは小さなアラはたくさんある
主役の女の子、男の子にひっついてすわりすぎ
あれは恋人の距離感だ
とかね

個人的には

かわいいトランペットの少女
トランペットを吹いてない時は、女子高生のコスプレしてるおネエさんにしか見えないんだよなぁ
むかし、女子のマラソン選手が走っている姿が素敵で、普段はもっと可愛いだろうと期待してたら、それほどでもなくてガッカリしたのを思い出した

汚れちまったオッサンのヨコシマな感想ですわ

神戸しかやらないなら行かなかった
味の想像できる料理を食べに遠くまで行かないでしょ

暇だったし
わざわざ三田の田舎でやるなら、まあいいか
ドライブがてら映画館まで夜中の真っ暗な道を走っていると
デカい雄の鹿が飛び出してきてひき殺しそうになった

急ブレーキ踏んで間一髪
恐怖で硬直している彼と目が合った
鹿に表情があるわけないんだけどね
一瞬の奇妙な連帯感
彼はガードレールを華麗にジャンプして去っていきました

昔、イノシシに当て逃げされた時よりも驚いた
こんな映画が観たい