文化系は青春を斜めから見がちだが、やっぱり全力で青春するのは「良い」のだと思う。
甲子園大会感があまりにも無さすぎて地方大会の準決勝とかくらいの話としか思えなかったのだが、それはまあしょうがない。高野連とずっと話し合いしてたらしいし。
グラウンドを一切映さずに試合展開を説明しながら、本筋の5人のドラマも描いていて上手く出来た脚本だな、と感動してしまった。最後まで映さずにやりきったこととラストの着地がめちゃめちゃ好きだ。プロ行ったのそいつか!っていう。
元野球部としては藤野くんのリアリティーがいまいち感じられなかった。もっとチームメイトの名前叫んでもいいと思う。多分、脚本として必要な名前だけにしたんだろうけど、野球も青春もみんなでするもののはずだから。