アルプススタンドのはしの方の作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「アルプススタンドのはしの方」に投稿された感想・評価

misaRY

misaRYの感想・評価

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青春ってなんだろう。
一瞬一瞬の出来事全てが青春だと思う
クラスの立ち位置なんて関係ない
真ん中にいる人も端っこにいる人も
みんな青春の主人公。
青春って最強、って思えた。

たった1時間半程度の試合の中で
様々なドラマが生まれた。
登場人物の背景や人間関係も
すごく丁寧に描かれていて分かりやすかった。
描かれていた過去も物語の後の未来に繋がっていて
すごく見ていて心地よかった。

しょうがないなんてない
人生は送りバントの連続
気持ちや想いは大きな声を出して伝える。
シンプルなことだけど大事なこと。

やたらとうるさい茶道部顧問の先生
最初自分の考え押し付けてるタイプの人で
苦手だな〜って思ったけれど
なんだかんだ最終的には大好きになった
(見たら分かる)

主題歌もthe peggiesだったの嬉しかった!!
dicanio

dicanioの感想・評価

4.0
これは原作・脚本が素晴らしいです。
最初はつまらないなぁって思って見てたのだが、
いつの間にか頑張ってる人を応援する人を応援する人になっている。
そこからの素晴らしいラスト。
Tak

Takの感想・評価

3.8
もともと戯曲だけあって、
園田とか矢野とか台詞でしか登場しない人物の使い方が上手い。

これはこれで面白いけど、
小屋で見た方が確実に良さそうな内容。
いつかどこかの高校の演劇部で観たいもんだ。
結果ばかりを追い求めてしまうことは、凄く視野を狭めてしまうとは思うのだけど、

結果って本当に絶大かつ絶対的な存在であって、やはりどうしても無視することはできない。

でも結果で過程の全てが無駄になるのか、そしてその結果の先に辿り着くことがないのかというとそんなことはない。

これを観て、思えば学生時代って何かというと成績や試合の結果だったりと、成果主義だったなぁと感じた。

いやもう、このテーマがジョジョの5部とむっちゃリンクしちゃう。

結果がどうであれ、その人それぞれの行動、そして意志が滅ぶわけではない!
Ririko

Ririkoの感想・評価

4.0
【私たちが勝手に諦めたらダメだよ】
観終わった後、自然と「私も頑張ろう」って思えた。

野球部の試合を応援するという話なのに、一切試合の場面が出てこない演出に驚いた。野球のルール分からなくても大丈夫。
高校生たちの会話を横で聴いてるみたいだったのが、いつの間にか一緒に応援してた。

側から見ると目立たない、スタンドの端っこにいる4人。会話の中で
「高校3年の夏ってこんなんなのかな もっとなんか青春みたいな」
「青春ってどんなの?甲子園は青春なんじゃない?」
と青春について考えていた

でも、熱闘甲子園や笑ってコラえてのブラバンの旅に出るような、全国の舞台で活躍している高校生だけが青春の象徴じゃない。

勉強を頑張った。地方の大会に向けて一生懸命練習した。誰かに恋をした。
甲子園じゃなくても、輝かしい成績がなくても、レギュラー入りしなくても、運動部じゃなく文化部でも、誰のどの日々にも青春がある。
むしろ、高校生という存在自体が青春。(←は?笑)

"相手強豪校だから、頑張っても意味ないよ"とか"応援したって意味ないよ"とか悟ることを覚えた高校生は、どこが冷めてしまう部分もある。
"なんで負けるって分かってるのに頑張ってる?"と達観した目線で。

追いつけないって分かったら諦めるのが妥当なのか。頑張ったのに上手くいかなかった時、しょうがないって受け入れられるのか。大事なのは結果か、努力した経過なのか。
明確な答えはないのかも。


負けてしまうとか、諦めた方がいいんじゃないかと思ってしまって、色々と言い訳するのは簡単。

諦めたつもりでも、心の底にやっぱり相手に勝ちたいって思う自分が、絶対にいると思う。自分が今までやってきたことは意味があったって実感したい。
心の隅に「勝てるんじゃないか」って期待する自分がいる。ドラマの展開みたいに万に一つの奇跡を信じてしまう。

全部「しょうがない」って言いくるめてしまえば、自分の気持ちに整理がつくつもりでも、その程度の気持ちで達成できることなんて限られてる。
「ああなったのはしょうがなかった」と思うのは、結局後悔とか未練があるってこと。

あーだこーだ考えるより、つまりどうなりたいんだよと。諦めたいのなら、諦めて、勝ちたいのなら、勝利に向けてがむしゃらに努力するべき。
自分の目的に向けて、できることをやるしかないと私は思う。

たとえ敗北を味わったとしても、勝利だけが青春じゃない。青春にも色んな形がある。
それに一生懸命何かをやるってやっぱりカッコいいし、ダサく見えても人の心を動かしてしまうもの。

特に若い人にこの映画を観てほしい。

○印象に残った言葉
「人生ってのは空振り三振の連続だよ
でも1番いけないのは怖がってバット振らない事だよ」
「応援が力になる」
「友達がいないといけませんか」
「外野の人って必要ある?」「外野も注目されるときあるって」
「演劇は青春じゃないの?」
「しょうがないって思って受け入れないといけないことあるよね」
「でも本当にすごいよね 部活に勉強に恋愛だよ 進研ゼミじゃん そういうのが青春なのかな」→このセリフ好き笑
「無視したら頑張ってる私が馬鹿みたいじゃん」
「私は普通だよ だから努力してる 無理して頑張ってる そしたらちゃんと全部報われたいって思うの そんなに変かな 真ん中は真ん中でしんどいんだよ」
「ここから見えると別世界の人に見えるけど同じ高校3年生だよ」
「何のために野球やってんだよ」
Sakko

Sakkoの感想・評価

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みんなそれぞれにいろんな感情が渦巻いてて、矛盾してるようでその実ひとつも嘘はなくて、独りよがりだけど心から他人を思ったりもしてて、それが生々しくてしんどくて、グッときた。

仲間と汗水流すだけが正しい青春じゃないよなって、授業中爆睡しながら少し大きめの白球を追っかけて汗水垂らしてた私も思います。

@アップリンク渋谷
前半大丈夫かよこれって思ったけど、面白かった。
自分の場合、スタンドの端からも外れてたし、こういう若者達とかスポーツやってる奴らが本当に嫌いだったんだけど、40越えた今はおっさんだから良かったと思えるんだと思う
メイン4人が素晴らしいアクトすぎてびっくりした。学生ものだし変に若手人気俳優使って撮ってたら全然違う作品だっただろうと思うので、ほんとキャスティングありがとうございます。
女性陣は舞台版からの続投ということで息ぴったりだし、平井亜門くんのちょっと抜けてるキャラもぴったり。でも何と言っても主演の小野莉奈ちゃん、前半のツッコミ役回りの間もすごい絶妙だし、後半もぐっとくる。ラストも時の流れをしっかり感じさせるのもすごい。もちろん脚本演出の力もあるだろうけど、この4人でなければここまでじゃなかっただろうと思いました。今後の4人の俳優人生に期待。いい育ち方してほしい(親目線)。
他のキャラクターも全然憎めなくて好き。あの吹奏楽部もラストで憎めなくなる。笑

実際に野球観戦しながらやってるのかなと思うぐらい目線とか音との演技も上手(エキストラ含め)。去年観てたらベスト入ってたなー!舞台版もいつか観たいと思いました。
natts

nattsの感想・評価

3.9
ずっと気になっていた作品。
会話劇が面白い映画。
野球している場面は出ないのに、
観てる側まで伝わってくる臨場感がある。


「青春て何?」っていう会話が
既に青春だし、
高校生の演劇が元となった作品だけに
台詞もリアリティがあって
懐かしい気持ちになった。
しょうがない、その言葉の意味や
使い方、受け取り方、
多感な時期だからこそ思う部分が
あるんだろうな。

序盤舞台を観ているような感覚になる
作品に思えていたけど
吹奏楽や応援席の熱量が
上がる雰囲気も素敵な演出だった。
序盤のクソつまんない会話が割と長くてしんどかったが、最後まで観るとそこも重要だったなと。

野球の応援って、
最初は正直つまらない。
熱も入らず見てるんだけど、
だんだん盛り上がってきて
応援したくなって
気付いたら悔し涙を流してる。

スポーツは全く好きじゃないのに、
応援に行くと最終的には不思議と「頑張ろう」って気持ちになってたなぁ…
なんでも諦めて、冷めた目で世の中を見ていた私には、野球部が毎日頑張って練習して試合してまわりも一生懸命応援してっていうのがバカみたいに見えたのに、行くとその熱に浮かされた。

兵庫の高校の演劇が原作のようだけれど、
高校生でこんな大切なことに気付けたならアルプススタンドのはしの方でも大丈夫。
というよりなによりも重要なこと。

みんなこれに気付けず大人になったり、
気付いた時には後悔する。