ひゴル

フォロウィングのひゴルのレビュー・感想・評価

フォロウィング(1998年製作の映画)
2.8
無理やり時間をバラバラにされても..😨

ノーラン家総出の超低予算デビュー作。

メメントは記憶が10分しか持たない男のラストシーンからに逆再生..インセプションもインターステラーも一応時間軸をいじるための背景があるんだけどな..

俳優も友人や叔父で固め、6000ドルという超低予算だからこそ、必要不可欠な手法とも言えるかも..確かに何かわけのわからない罠に観客も飲み込まれる感じにはなるし、サスペンスとしての緊張感を持続させる意味では最高に安上がりな手法とも..なぜノーランが時間軸いじりにハマったかは傑作「メメント」の基礎となったこの作品を観れば理解出来るかと思う。

ただ、やはり観客が万全の体調で挑む必要もあって尚かつ頭脳をフルに使って集中しなければこの映画は良さを感じる前に心が折れそうになる点では不親切きわまりないと思う。
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