なんにもない日常に、陰鬱な日常に、小さな好奇心ひとつ。
あの人はどんな人なんだろうか？
街中の、人混みの中の、ある1人に目をつけた時。その人が、自分と同じ心を持つ人間なのだと急に改めて意識される時。彼はその気づきの瞬間、自身の孤独を癒していたのではないだろうか。そんな些細な心の動きがやがて日常を破壊するとは知らずに…
クリストファーノーランの長編映画デビュー作、ということですが「初めから凄いな」。スキマ時間を縫って製作されたとは思えないクオリティですね
主人公の気持ち、なんかちょっと分かるだけに、静かな恐ろしさがずっと付きまといます。
