書茶

フォロウィングの書茶のレビュー・感想・評価

フォロウィング(1998年製作の映画)
5.0
TENET 公開に際してnolan作品を観ています。
今作は出生作です。

監督、脚本、撮影、編集、制作、全てに携わっています。
製作費は6千ドルと、低予算で作られています。
(ダークナイトライジングは約2億5千万ドル)

フィルムノワール的な雰囲気が漂っています。
街の雑踏に溶け込み、翻弄される主人公はポールオースターのニューヨーク3部作を彷彿させます。

ストーリーはシャッフルされた時系列を追う様に進んでゆきます。
既にnolan的な手法が確立されています!
後の作品への影響というか、根本の様なものもかんじます。

やはりストーリーテリングの名手です!
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