Haman

パペット・マスターのHamanのレビュー・感想・評価

パペット・マスター(2018年製作の映画)
3.9
いっぱい死ぬ。

ホテル宿泊者が40体以上の殺人パペットによる無慈悲の大量虐殺で次々と死んでいく。もはや殺しのデパートと化しているので、ほとんどの人間が殺されるためだけに登場して「お前誰だ」状態のままで死んでいく潔さ。そこには女、子供なんて関係なく殺戮の対象とされているから世界は平等だ。

ゴア描写の羅列を見てるだけみたいな映画なんだけど、立ちション中に首を斬られて便器に落ちた自分の生首に小便をかけたり、妊婦のお股から突入して赤ん坊と一緒に腹から飛び出てくるなんかで、けっこう悪趣味極まったスプラッターしてるから満足度は高め。

ウド・キアやオリジナルの一作目にも登場していたバーバラ・クランプトンなんかで出演陣もわりと豪華なのも嬉しい。
でも何よりスクリーンでデカデカとファンゴリアのロゴを見たのが一番テンション上がったかも。

個人的にイチ推しパペットである回転顔面輪切り人形のジェスターとヒル吐き女人形のリーチウーマンがいなかったのがマジで残念だった。最新技術でのヒル吐き見たかった…。
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