Mariko

今さら言えない小さな秘密のMarikoのレビュー・感想・評価

今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)
4.5
どこからが空想でどこまでが現実なのかわからなくなって
夢見心地のままにふわっと浮かんで
この上なく幸せな90分を過ごせる大人のおとぎ話。
(つまらない人には、本当につまらない、らしい(笑))

出てくる人が子供から大人まで全員かわいくて、
とりわけ主人公のラウル・タビュランは
補助輪のついた自転車がピッタリの子供の頃から
結婚する20代、そしていわゆる「おじさん」になっても
ずっーとオーバーオールがお似合いで、
もうその佇まいだけで愛おしくなっちゃうくらい。
ほかの人たちも、みんないつでも同じ服を着ていて
特にツール・ド・フランスのチャンピオンが
家でもいつもレース姿なのがおかしくてたまらない。
自分で(笑)ついてくるブルーの自転車、私も欲しい。

何も知らずにフラッと観たのにすっかりハマってしまった。
で、何やら知ってるぞこの味わい、、と思ったら
脚本が『アメリ』の人と知って超納得。
原作は絵本だそうで、これも読んでみたい。

邦題は...例によって(笑)
説明し過ぎてセンスのかけらもない感。
まあ、原題はおじさんのフルネームなので
それをカタカナでタイトルにしちゃうには気がひけた、、
のはわからなくはないけど、
でも映画観るといろんな意味で『タビュラン』以外にない、
って納得するのに。
観てどう感じるか、ではなくて
「どうやったら観てくれるのか」しか考えてないんだろうな...