●フランスの国民的作家の同名小説を映画化。
●『アメリ』のギョーム・ロランによる共同脚本。
●主演はフランスの名俳優ブノワ・ボールブールド
『チャップリンからの贈り物』『シンク・オア・スイム』は劇場鑑賞。
●主演の妻役はドラン作品常連スザンヌ・クレマン
『私はロランス』の主演フレッド役。
これだけ上等な材料が揃って舞台がプロヴァンスに少し期待し過ぎたかも。
劇場見逃し自宅鑑賞で何度も寝落ちしたのでミニシアターで集中して観るべき作品だった気がします。
話はすごくユニークで面白い。
自転車修理工のラウルは家族にも恵まれ順風満帆な生活を送っているように見えたが、実は誰にも言えない秘密があった…
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予告やあらすじでガッツリとネタバレしてます。
プロヴァンス🇫🇷の街並みや自然が美しく描かれ、主人公ラウルが成長して行く姿もほのぼのコメディで微笑ましい。
フレンチコメディなのでドタバタし過ぎず、ナレーションで説明しながら進んで行きます。
これが地味に眠気を誘う💤
人間の持つ劣等感を家族愛でほんわか包みながらの雰囲気はとても好きなのですが、プロヴァンスの景色も同じで繰り返しのパターンに途中で飽きてしまいました。
ナレーションの説明も多く、せっかく演技で見せる余韻を邪魔していると感じることもあり、感動するまでには至らず。
いい映画ではあるけれど、何か物足りなさを感じたのも事実。
幼少期から青年期、お父さんラウル（見た目はお爺ちゃん）やその子供までオーバーオールがめちゃくちゃ可愛い。中でも父ちゃんは着こなしも顔芸もダントツで1位。
妻は名前が「マドレーヌ」で名前も着ているワンピースもとても可愛かったです。スザンヌ・クレマン改めて素敵な女優さん。
自然の中を自転車で走り抜けるのは観てるだけでも気分爽快でした！
●2020年151作目●
