ガーコ

サヨナラまでの30分のガーコのレビュー・感想・評価

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)
5.0
これまで、いろんな北村匠海君を観てきたけれど、この映画の北村匠海くんが一番好き
(〃ω〃)
歌でも演技でも、彼の表現力にグイグイ引き込まれてしまう作品でした
(*´∇`*)

北村匠海君、これまであんまりピンと来なかったけど、これはハマり役!

やっぱり彼に音楽をやられたら、そりゃもう感動してしまう事間違いなしでしょう!

今回彼が演じたのは、引きこもりぎみの就活大学生という役柄。
友達が1人もいなくて、密かに音楽を作っている陰気な青年ですが、それがバッチリ似合ってしまうから不思議(笑)



この映画は、ファンタジー×青春+音楽みたいなストーリー。
ある日、道端に落ちていたカセットテープを拾ったことから、自分にしか見えないアキという幽霊が見えてしまう…。

アキは元気溌剌でバンドの中心メンバーで、誰よりも何よりも輝いている太陽みたいなやつ。

対する颯太は、人と喋るのは苦手で、コミュニケーションが下手だけど、音楽センスだけは抜群に上手い月みたいなやつ。

出会うことのない月と太陽のようなアキと颯太が、もし出会ってしまったら…。
それは、この世の常識までもが変わってしまうくらいの運命的な出来事。
2人の出会いが、この先どんな人生を導いてくれるのか?
この続きは劇場で(笑)


そして、北村匠海君も注目だけど、死んだ幽霊のアキを、真剣佑君が演じている所も見所の一つ。
真剣佑君って歌っているイメージが全然なかったけど、こんなにも歌がうまかった事にビックリ!
その歌唱力は北村匠海君に劣る事がないから、最後まで余裕な気持ちで観ていられました。

音楽のセンスが良すぎて、途中からミュージックビデオを観ているような感覚に陥ったほど。
また、歌詞も素晴らしいから、凄く2人の気持ちに感情移入してしまいました。
アキのどうしようもなく切ない感情が、音楽を通してとてもよく伝わってくるから、ジワジワと心揺さぶられます…。

やっぱり、音楽の力って凄い!
自分の辛く苦しい気持ちが歌詞になってメロディになって、ズンズンと周りに人たちに伝えられるのだから
╰(*´︶`*)╯♡

切ないけれど愛おしい、早くも新年一発目から、胸キュンする素敵な映画に出会ってしまいました。
素敵な映画をありがとうございました
(๑・̑◡・̑๑)
ガーコ

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