6/20は「世界難民の日 -World Refugee Day-」
“難民”という単語以外、何も知らなかったことがわかった。
80人にひとりもいるなんて知らなかった。
ただ安心して住める場所を年単位で求めなければならない過酷。
笑顔になる家族の日常的な場面も収められているけれど、ほんのわずか。
退屈だと泣きわめく少女は特に印象に残った。
一縷の望みをかけるように何百km歩く、何十日も家族みんなで野宿をする。今日食べるものがない。
今この世界のどこかで現実に起きていること。
不法入国が最も安全な避難の方法だなんて……。
平和すぎる日本にいる自分が何かできるか考えること自体傲慢かもしれない。
まずは今安心して過ごすことができる毎日に感謝することから。