マチェーテ

ソワレのマチェーテのネタバレレビュー・内容・結末

ソワレ(2020年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

実際に起こりそうなリアリティのある話だけに、細部が気になってしまいました。

まず、主役の二人。

村上虹郎さんは、演技は巧いと思いますが、どうしてもこなれた演技に見えてしまいます。

不幸な女の子を演じた、芋生悠さんの方が真に迫ってた気がします。

そして、女の子が鬼畜の父親を刺して、二人で逃げるシーン。

あんなに血だらけで逃げたら、普通はすぐに捕まります。

しかも、昼の場面から、いきなり夜のシーンに変わるし。

電車乗るまでに、どんだけ走ったんでしょうか??

その後、夜中に隠れた車の中で、巡回中の警官に職質されるシーン。

機転をきかせて、車内でエッチしてたように装った事で無事警官をスルー…

いやいや、おかしいです。

女の子があんなに取り乱したら、事件性を察知した警官によって捕まるのが普通です。

編集の問題なのか、必要なシーンがそもそも撮れてないのか分かりませんが、細部の詰めの甘さがもったいない作品でした。
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