Nari

映画ドラえもん のび太の新恐竜のNariのレビュー・感想・評価

4.3
映画ドラえもん のび太の新恐竜
85点
「新時代“令和”1本目のドラえもん映画にして
歴代最高作品っ!?」
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予告見た時点でこれヤバいだろうなーと思ってたら
案の定めちゃめちゃ大号泣。
令和になって1作目←
長編映画シリーズ40作目←
漫画連載から今年で50周年←
声優陣が一斉に交代してから15年←
というミラクルイヤーの今作は、
まさに気合いが入りまくり、腕まくり、スカートめくりの一作となっている。
監督・今井一暁×脚本・川村元気という
のび太の宝島での鬼タッグ再び!
ゲスト声優・キムタク!
音楽・ミスチル!
ほら、ねっ!?ww
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恐竜というのは、約6600万年前に絶滅したにも関わらず、今も尚、我々人類に夢とワクワクを与え続けている。
そう考えただけで、凄いことだと思わない?
藤子・F・不二雄先生も言っている
「恐竜には、想像力をふくらませる余地がたくさん残っているところがおもしろい」と。
まさに恐竜はロマン溢れる題材なんだなぁと改めて思ったのと同時に、
人間の、そして何より子供の心を豊かにしてくれる存在だということに気付かされた。
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今作は今まで以上に、まぁーーのび太が輝いてた。
のび太が色んなところで手を差し伸べるシーンが結構あるんだけど、しずかちゃんも作中で言ってて、
のび太は、痛みや悲しみが分かる、それに寄り添ってあげることができる人なんだよね。
それって、ある意味人間の目指すべき境地であって、子供たちにあーいう人になりなさいって教えられる存在なんだよねのび太って。
そんなのび太を通して、他人を思いやる心であったり、生き物を育てることの大切さなど、教育映画として凄く良い描き方をしている。
また、ちょっとしたサプライズも←
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大人はもちろん、凄く子供に観せるべき映画になっているので、是非この夏休み期間中に!!
Nari

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