うーん…正直ちょっと残念でした。
予告があまりにも良くて、かなり期待して見に行ったのもあるのですが、
なんかあからさまに感動してね!感が強すぎるのと、全部が大袈裟で見てて疲れます。
悪役らしい悪役もいないからか、物語が短調に感じるのと、今回のメインキャラクターの新恐竜のミュウとキュウのキャラデザと声が、なんとも微妙。
どうしても比較してしまう、のび太の恐竜のピー助はキャラデザも可愛いだけでなく、愛嬌があったし、リアリティもあったので感情移入しやすかったのですが、ミュウとキュウは人間味が強すぎて、そこが本当に残念でした。
それにオチや展開もやっぱり、のび太の恐竜の二番煎じ感が強く、目新しさが全くなし。
ただ、唯一良かったのは、まさかのあのキャラクターがあんな形で登場してくれるとは!?っていうファンにとってはたまらないシーン。
そこだけは感動で泣くかと思いました。
主題歌も歴代のドラえもん映画の中でもかなりいいし、ゲスト声優も豪華、それに50周年記念作品ということもあり制作陣の本気度も伝わってきました。
ですが、全体的にやりすぎ感が否めないので、見ているのが本当に疲れるんですよ。
もうちょっとふらっとな方が私は好きかなぁ…これは人それぞれだと思いますが。
あ、でも私の隣で見ていた10歳くらいの女の子はずっと静かに泣いていて、その子の涙で私もつられて泣きそうでした。
小さな子の方が純粋に映画を見れるからかな…大人になるって難しいですね。笑