羅武

映画ドラえもん のび太の新恐竜の羅武のレビュー・感想・評価

3.0
原作『のび太の恐竜』は、タイムマシンの空間移動機能が故障し、白亜紀の世界に取り残されたドラえもん一行がタケコプターの残り少ない電池を節約しながらなんとか日本に戻ろうとする……というサバイバルアクションの色が濃かったのに対し、今回のリメイクではのび太と恐竜の子供との心の交流の方に重点が置かれている。が、ターゲットの対象年齢を下げすぎたのか、あまりにも都合の良すぎる展開、お粗末なお涙頂戴シーンなどが多すぎてイマイチ感動しきれなかった。悪役の不在や声優以外の起用もマイナス。何故ここでわざわざ第1作のリメイク(しかも二度目)をしようと思ったのか疑問。ワイのような老害おじさんには『あの恐竜』が出たこと以外は刺さりませんでした。
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