ミヤザキタケル

少年の君のミヤザキタケルのレビュー・感想・評価

少年の君(2019年製作の映画)
4.2
いじめが良くないことは誰だって知っている。が、なくならない。当事者にならない限り、傍観を決め込んでいられるし、加害者側であっても露呈せぬまま大人になれば、記憶を美化したり改竄する。結果、当事者以外は突き詰めて考えない。そんな現実に警鐘を鳴らす作品の在り方に、打ちのめされた。