受験のプレッシャーの中での
いじめ、家庭問題、身近な同級生の死。
少しでも触れると壊れてしまいそうな
チェン・ニェンのはかない心情が
素晴らしい演技でこちらにも伝わってきた。
いじめが想像以上に過激でぐったりする。
それと対比するように描かれる優等生と不良、
真逆の2人の純粋な心の結びつき。
それが救いようのない世界の中での唯一の
光のように感じた。
序盤から内容が重くて苦しくて目を背けたくて
ずーっと涙が止まらなかった。
顔のアップ多めで表情で語る。
主演2人の演技に魅了されました。
特に面会のシーン、セリフも全然なくて
2人も笑顔なのにそれがめちゃくちゃ
切なくて辛くて苦しい。
2021:118