鑑賞日:2022年9月24日
パンフレット:800円
”知”は、力――!
インド映画の”盛り上げ方”、かなり好きだな~♪
今作もそんな感じで。。
実話ですが、かなりフィクションも混ざっている印象。
そのフィクション部分の”肉付け”がいろいろと凄いよ(笑)
映画は、2017年のイギリスで壇上に上がった航空力学の権威のフッガーがアーナンド先生について語るシーンから始まります。
1996年、アーナンドは大会で1位となるが、2位が貰えた学術誌に興味津々。
そっちが欲しかった様子で…。
会場に来ていた文部大臣はスピーチで資金援助の約束を。
大学には通えないため、アーナンドは大学の図書館に忍び込み、学術誌に掲載された問題を解いていたが、見つかり、締め出されてしまう。
だが、論文が掲載されれば、学術誌が一生届くと教えてもらい…
ついにはケンブリッジ大学の入学許可証をも貰えることに。
しかし、アーナンドの家は貧しく、入学するためのお金も無く…
父親の年金の前借りではまだまだ足りず、文部大臣のもとへ。
文部大臣は資金援助の約束を反故し、アーナンドは途方に暮れ…
そんな中、お金の工面をしていた父が倒れ、そのまま亡くなってしまう。
家計を助けるため、パーパルを売る毎日。
そんな中、インド工科大学に特化した予備校の経営責任者であるラッランに声をかけられ、講師としてお金持ちの子供たちに勉学を教えることに。
豊かな生活になるアーナンドだったが、貧しさで学校を辞めた若者と話し、自身の間違いに気付き…
貧しい若者たちのためにインド工科大学入試対策の無料塾を開くのだった…。
インド映画ということで、歌と踊りがあるんだけど、、、
作品を邪魔している感じではなく、むしろちょうど良かったような気がする♪
予備校の前で踊るシーンは盛り上がること必至!!!!!
おそらく長い上映時間を日本用に短くしているので、ストーリー的に上手く繋がっていない箇所がありましたね…(汗)
一番気になったのは、あの巨漢の囚人は一体誰だったの???
いきなりアーナンドがその人物に脅されていたりと、ちょっと良く分からなかった。
あと、”インターミッション”が入ったな…(笑)
そうそう、殺し屋を仕向けられたというのは実話らしい。
映画の終わりにテロップが表示されるのだが、最近まで襲撃を受けていたそうだ。
いやはや…ビックリ!!
教え子たちが「ホームアローン」的にラッランの放った殺し屋たちを倒していくのは笑えた!
知力があれば、殺し屋なんて怖くないんだね。
ラストは、もちろんインド工科大学の入試となり…
教え子たち30人全員が合格するのかどうかは、是非とも劇場で確かめてみてください。