けーな

ロイヤルコーギー レックスの大冒険のけーなのレビュー・感想・評価

3.8
先週、エリザベス女王陛下が御逝去されたので、追悼の意味で、エリザベス女王が題材となっている映画をと思ったのだけれども、今観れる範囲の映画は全て観てしまっているので、まだ観ていなかった今作を観た。 

エリザベス女王が飼っているコーギー犬をモデルに作られた物語。もちろん、エリザベス女王も出てくる。フィリップ殿下も。

とにかく、犬好きには、たまらない映画。しかも、イギリスも好きとなると、ほんと最高に面白かった。犬を溺愛する女王陛下の姿に、とても親しみを覚えた。

映画の主人公は、コーギーのレックス。現実にエリザベス女王が飼っていた犬にレックスという名前の犬は、いないし、他に出てくる犬も、映画のストーリーも、全てフィクション。しかし、コーギー部屋があって、そこで、コーギー達は、優雅なベッドで寝たり、デラックスな食事を食べたり、時々、公務に参加したりしていた様子は、現実と同じらしい。

追悼として、観るのには、アニメは、軽すぎるかとも思ったけれども、かつてジェームズ・ボンドや、くまのパディントンと共演して、お茶目なワンシーンを見せたことのある女王陛下なので、許して下さることだろう。

今作でも、エリザベス女王は、とてもキュートだった。それに、何より、やっぱり、こういう作品が作られるってことは、それだけ、女王陛下が、人々に愛される人だったってことの証だと思う。

製作は、ベルギー。

映画には、トランプ大統領も出てきた。
最後のオチも、良かった。
けーな

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