ミュージカル大好きな私だけど始まって10分たたないうちにウンザリしてしまった。
James Cordenが演ってるからか、こんなの2019年トニー賞オープニングアクトじゃん、てかあっちのが普通に楽しかったしワクワクしたよ。あと何で彼にゲイの役をやらせるのとか以前に、普段イギリス英語なのにアメリカ英語が違和感!とか…
大好きなGIRLSのイライジャ(アンドリュー・ラネルズ)が出てきて一瞬アガったけど、その気分も台無しになるほど、内容が酷すぎないか。
10分に一回くらい「はぁ?」とキレ散らかしてたのでメモ。
思い上がったNYの俳優たちが、自分たちの好感度アップのために地方の思想をひっくり返しに行く!って、彼女とプロムに参加したいEmmaからしたらめっちゃ迷惑。
ブロードウェイ組が最終的にクイア・アイの5人チームみたいになってるんだけど、あの番組は本人が変身するのを納得した上で周りの人が推薦してるんだからね、勝手に行って世話焼くのは単純におせっかいだからね?
かと言ってEmma本人も主張がなく、なんだか信用できない校長や突然現れた大人たちにすぐ流されるので、全然思い入れできない。プロムにヴィンテージのタキシード着ていきたいって言ったのを期待してたのに、変身計画でアナ雪コスみたいなブルーのドレスにヒールの靴履かされてニコニコしてて謎。
あと愛する相手にカムアウトを強要するのも良くないだろ。
そしてCHICAGOを変なアレンジしないでくれよ…“ザズ”…
ディーディーの高慢さも腹がたつけど、校長がのたまったセリフは演じた役を本人にまで期待して押し付けていて、俳優界に推しがいる私としても、こんなファンになってはイケナイなぁと襟を正した。
YouTubeで歌がバズるのも陳腐だし、俳優たちの自腹(!?)で『みんなのプロム』(←カッコ付き)開催して、昼間悲しんでたママが夜には理解者になってるとか、コサージュの花の種類聞くだけで十分なのにソコはキスするなよ!とか、ホントにインディアナ州で臨時教師やる気ある?とか、フットボール×チアリーダーのステレオタイプカップルたちの気持ちの切り替え早っ!とか、ちょっともう意味分からなすぎてお腹いっぱいっス…
セックス・エデュケーションとブックスマートを再度見返す方が私には合ってます…