こんなプロムに憧れる✨
レズの少女と売れない俳優たちによるミュージカル映画。レズの少女はプロムに参加できるのかというテーマがある。第一印象は、高校が舞台ということもありハイスクールミュージカルに似ているなと思った。
本作を見て、「自分は善人だ」と語る人々に潜んでいる差別意識について考えさせられた。「ゲイになる前は友達だった」という言葉が印象的だった。
ただ、LGBTQを題材として取り上げているものの、クライマックスのプロムでは男性(もしくは男性的な役割)の人はタキシード、女性(もしくは女性的な役割)の人はドレス姿だったのが残念に思った。そこには、まだ男性や女性はこうあるべきだという潜在意識があるように感じられる。
みんなが平等であることが果たして良いことであるのか私にはわからないが、それぞれの違いを受け入れられる世界になってほしいと思う。
