アメリカ映画だからこそ許される(?)、ザクザク進む勢いとポジティブさ満点のミュージカル。
普段ほとんど観ないジャンルの作品ですが、メリル・ストリープの演技を観たくて鑑賞。華やかなブロードウェイの古株オーラ、素敵でした。
LGBTQや人種差別がいつまでもテーマにあり続けるということは、他人事のように見ている人もまだまだ多く、差別意識はまだまだ根深いということ。そんな現実に反して異様に楽観的な展開とラストはいつもやや非現実的で違和感を感じてしまいます。この映画もまた然り...。
アメリカン·ミュージカルが好きな方、何も考えずに華やかなエンターテイメントを満喫したい時には楽しめる作品かと思います。