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ブラック・レインのoden8のレビュー・感想・評価

ブラック・レイン(1989年製作の映画)
3.6
日本が、いい意味で"これ日本でっか〜??"って感じで…スチームパンクみたいに昇華されてる。
途中、登場する珍走団が…どこぞの世紀末漫画のザコキャラみたいだったり。やたらと街を闊走するデコトラやら。やら。
外国人から観た"日本の文化"の目のつけどころがシャープで面白い。
そして雰囲気が良い様に見えるっ!!これぞリドリークオリティー。

ストーリーは思っていた程、際立った面白さはない。思い出の中で、やや美化されてたかなぁ。
良くも悪くもこの年代のキャパシティ。想像の限界を超えてこない、割と王道の
半グレポリスストーリー。
それでも、キャストのネームバリューで大作感の雰囲気は散見できる。

暴れん坊ポリスに若き日のM·ダグラス兄やん。そのパートナー役に清潔感溢れる爽やかガルシア兄さん。日本でのお目付け役にいぶし銀健さん。クレイジー下克上マンは、あの松田優作アニキ。エンモアー🤤💕www

"盗みは…彼を汚す事だ。君自身を汚し、おれまで汚す。"
by 古き良き日本人の刑事 マサ
なんか、こういう考え方が押し付けがましく感じちゃう時もたまにあるけど…好きやわん。

この作品のニックを観ていると、全肯定はできへんけど…アウトローの美学みたいなんを感じちゃったりもするよねん。

余談…大事なクライマックスの格闘シーンで、ダグラス兄やんの後ろに誰か見切れてましたやんね??1:54:57ぐらい。心霊映像とかやないよね〜🙀www

Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3
Architecture(構成) 3
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 3.5
22-381
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