記録。
荒野の糞ヤロー
そういえば今年のSSFFが開催中だったなってことで胸の内に眠るショートフィルム熱を再燃させてみましょう。
チュニジアの荒野(砂漠?)をオンボロトラックで道急ぐお爺さんと孫。荷台に乗せた羊を市場に売りに出すのが目的なんですが、意地悪な警官コンビの検問で足止め喰らっちゃう、そんなお話。
んー。
確かにボロいトラックでライトも点かない。そのまま行かすわけにはいかないってのも分からんでもない。
でも「今ここで直せ」って。直せるワケがねえ。
修理できる従兄弟を呼んでやるんですが、全く来やしねえ。
だだっ広い荒野に羊の鳴き声が響き渡る様子がシュールである一方で、理不尽な警官の態度が観てるこちらを苛立たせます。
何が許せないって羊の扱いが雑。
あんなヤツ『ブラックシープ』の世界に放り込んでやりたい。
と、それはさておき、
似たような構図の理不尽は世界中に溢れてるって事をこの作品は言いたいんかな?オチらしいオチも無く終わるんで「だから何?」感は否めませんが。
しかし考えてみるとあんな何もない所で毎日検問させられてる警官も不憫っちゃぁ不憫。そもそも検問する必要性無いだろw