アマプラ配信だから実質無料だ！なんて喜んでる場合じゃなかった...。
行定監督作品そんなに得意じゃなくて、でも、あるイベントでの監督の熱い言葉は並々ならぬ自信と『劇場』へのかなりの手応えを感じさせるモノであり、それは間違いでなかった。
映画館で観るべきだった。
今さらだけれども、課金したい。
こういう作品にこそきちんと対価を払って観させてもらうべきだ。
鑑賞中、過去の自分を恥じ悔いて、沙希のような「ここが1番安全な場所だよ」と両手をいっぱいに広げ、ありったけの母性愛で包んでくれる愛情に甘え、お互いがボロボロになっていき離れていったあの人を思い出す。
都合の良い時だけ会いに来る永田を優しく包み込む沙希はまるで聖母のようで、胸がチクチク痛み否が応でも共感してしまう...。
どうしても過去の自分と重ねてしまい、胸が苦しくて冷静に見れない。
直視する事がとてつもなく辛い...。
原作愛に溢れているのをとても感じてしまい、未読なんで原作とパンフレットは今日中にでも購入したい。（パンフ購入しました。読み応え写真、全て良かった！）
もしかすると『劇場』の真髄に打ちのめされるのは、実はこれからかも知れない。
久しぶりに深掘りしたくなる作品と出会えた。
語り合うのは、それからだ。
【追記】
『劇場』があまりに良くて知人に延々と語っていたらその人はすでに『窮鼠はチーズの夢を見る』も鑑賞済みらしく、今作に続いてとても良いと、、、。
俺も早く観たいです。
誰か試写会呼んでくださいー！
当分.行定監督作品から目が離せません!!!
