ぐっさぐさのずったずたに
もう、もはや言語化できない感情で
観賞後、心がまるっとボロボロになった
男女の交差の写し方が非常に巧み
三者三様の受け取り方を生み出してる
永くんの時間と
さきちゃんの時間
男女の時間経過概念への違い
これは、誰しも一度は感じたことがあるんじゃないだろうか
"もう27歳だよ"
震えるその声に、眼差しに、
言葉にできないほど心臓が痛くなった
好きな人への期待
全身全霊で全てを受け止めてしまう
優しくしたい
帰ってきてほしい
そう思ってしまう
ぜんぶ、冷静に考えればわかるのに
幸せになんてしてくれないあの人を
欲しい言葉なんて一つもくれないあの人を
期待になんて何一つ応えてくれないあの人を
それでも、
それでも好きで、好きで好きでしょうがない
だからこそのラスト
どうか、せめて、
咲いて欲しい
もう、こんなの、どうしようもないんだもの
観た人と語り合いたい、、、
みなさんぜひ観てください