ドイツ🇩🇪の20分間のショートフィルム。
一人暮らしの おじいちゃん。
コーヒーを用意して、窓の縁(ふち)に黄色いクッションを置いて、
アパートの前を行き交う人々を眺めるのが日課になっています。
おじいちゃん の向かい側のアパートに住む おばあちゃん。
窓辺に赤い花の鉢植えを置いて、赤いクッションを置いて、赤いニット🧶で編み物をするのが日課。
おばあちゃんの夫はまだ生きています。
二人は窓越しに挨拶をする仲です。
決して言葉は交わさず、手を少し上げて合図するだけ。
通りを行き交う
3人組の女子高生
いつも妻が仕事で忙しそうにしている若い夫婦
自転車に幼い男の子を乗せている父親
この人たちの日常も日々移ろい、または変わらずの毎日。
そして、道路工事の騒音。
ある日、おじいちゃんは大きなストールを被って、おどけてみせる。
窓を閉めてしまう おばあちゃん。
不穏な空気。
それから、おじいちゃんの部屋の窓が開く事が無くなってしまい、心配する おばあちゃんでしたが…。
病に倒れ起き上がれ無くなってしまった おじいちゃん。
一人娘が様子を見に来ていました。
決して、通りを渡って会う事が無かった二人でしたが…。
おじいちゃんの部屋がとても素敵な事になっていました!!
「またね。」
「また明日も同じ時間にね。」
そんな感じなのかなー?
人生、最後の淡い恋?…までは言い過ぎなのかしらね☺️?
おじいちゃん のイエローと
おばあちゃん の赤
の色のコントラストも素敵です☆
おじいちゃん がとにかく素敵な男性で
おばあちゃん も可愛い人。
20分の中にぎゅっと込められたストーリーが愛おしい作品です☆