つぐみ

これは君の闘争だのつぐみのレビュー・感想・評価

これは君の闘争だ(2019年製作の映画)
3.9
圧倒的なリアリティと内面から湧き出る熱量に、日本で叫ばれる多様性だ格差の是正だのチョロさ具合を恥ずかしくなると同時に、良くも悪くも平和すぎるんだと改めて知らされる。
もちろん鈍感、無知であるよりはコンシャスに学ぼうとすることが大事だけど、本当に本当に代理店発ファッションSDGsアプローチ、キツさが染みる。

私は私なりのadvocacyとして月々アフガニスタンに支援をしてるし、equalityと equityの話を娘ともしてるし、できるだけアクションを起こしてるし、たくさん仕事でも関わってる。
だけど、MeTooしかりBLMしかり、強く怒りを露わにして立ち向かって行こう、となれないのは、絶対私はデモとかに参加できないからなんだよね。勇気だ覚悟だって話じゃなく、巻き込まれてケガするとか警察沙汰になるとか、物理的に痛い思いをするのに臆してしまう。そんな私に社会への怒りを叫ぶ筋合いないよなーと、自分自身のヌルさも痛感してしまうのだった。

ただ問題提起としてはすごくいいけど、ずっと同じフローの繰り返しなので見ていると飽きる。もう少し大人や体制側の声も知りたかった。