右派というレッテルを貼られて国から再教育収容所に収監された55万人の人々。
その中で、過酷というのも生ぬるい環境のとある収容所で開墾を強いられた3200人。内、1961年1月に開放された時点での生存…
奥歯に物が挟まったような証言に比べると最後の夫を収容所で亡くした妻のインタビューが客観的でいちばんいい。すいとんはやめておけ。おもむろにピアノの手入れを始めるじいさんに何か尋ねるべきだったのでは?頻…
>>続きを読む2018年。わ、わぁ……。観ました……。「わが国に対する意見を自由に出しあおう! 批判や非難も歓迎!」と中国共産党自らが旗を掲げた1956年の「百家争鳴」運動。2年と経たぬうちにそれは打ち切りとな…
>>続きを読む1956~57年にかけて、国家をより良くするために自由な発言が認められた「百家争鳴」
それは表向きで、実情は、右派を炙り出すための口実だった。
心から国を想って発言するのは、教授や教師など知識人が多…
『収容病棟』でも垣間見えていた暗いところ。想像を絶する事実が語られていく。長時間ではあるが、全てが不可欠であり切に繋がっている。
スターリン死後、自身の権威に影が差した同じく独裁者の毛沢東。そこで主…
1960年前後の中国の労働改造所(夾辺溝農場、夾辺溝収容所。および、明水と呼ばれた土地の開拓)の過酷な実態についての八時間超えドキュメンタリー。
1956年フルシチョフのスターリン批判からの流れで、…
8時間を超えるカンヌ国際映画祭史上最長ドキュメンタリー。
毛沢東の時代に百家争鳴キャンペーンにより右派とされ、再教育収容所へ送られた人々の話。
収容所の9割が飢餓で亡くなった凄惨な当時の状況を、生存…
300本目のレビューに到達しました。
昨年始めてから沢山のフォロワーさんの感想を読んで鑑賞した良き作品が沢山ありました。
今までは周りに映画の話を出来る人もおらず、粛々と観続けていた映画ファンでし…
©LES FILMS D’ICI-CS PRODUCTIONS-ARTE FRANCE CINÉMA-ADOK FILMS-WANG BING 2018