じぇれ

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたりのじぇれのレビュー・感想・評価

3.7
【冒険を通じて己を超える人間ドラマ】

開巻するやいなや、人物紹介もそこそこに気球が大空へ飛び立ちます。真面目そうな男学者とエキセントリックな女操縦士、そして可愛らしいワンちゃん。大冒険の幕開けです!

とまぁ、7000m超えを目指す気球の冒険を軸に話を進め、合間に回想シーンを挟み、彼らが抱える心の負荷を明かしていく構成です。しかし、これによってしばしば時が止まり、中盤まではノリきれない感が。核となる過去エピソード以外は、時系列通りでもよかったんじゃないですかね。

とはいえ、迫力ある上空の冒険は見応え十分。高所恐怖症の私は時折体を強張らせながら、スクリーンに釘付けになっておりました。

だからこそ、ラストのナレーションには思わずジーン。ちょっぴり前向きになれました。

このように大スペクタクルがあってこそのヒューマンドラマに仕上がっていますので、アマゾンオリジナルながら劇場公開するのは大正解。もし可能ならば、映画館での鑑賞をオススメします。