慶

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたりの慶のレビュー・感想・評価

3.6
ガス気球で、気象研究のデータ収集と最高高度更新記録を目指す男女2人の物語。

お話はすごく単純でわかりやすい。
主役の2人はほとんど気球の中。

エディ・レッドメインは「天気の予測ができれば地球を救える」と唱える変人扱いされる学者。なんでこういう役多いんだろ。そしてなんて似合うんだろう。

一方フェリシティ・ジョーンズは一見自由奔放にも見えるが、知識と技術に優れた気球のパイロット。過去に大切な人を失ったトラウマを抱えている。

「博士と彼女のセオリー」の2人と知った時、正直彼女の顔も役の印象もあまり思い出せなかった。エディ・レッドメインの方が強烈だったから。でも今回は逆転して、彼女のインパクトはかなりデカい。

もちろん今回の主役は彼女の方なのでそれもあるけど、それにしてもだ。
ネタバレになるので書かないが「マジかよ、その選択ある?」ってことを勇敢にやってのける彼女がめちゃくちゃかっこいい。


とにかく高所ピンチ系映画苦手な方は是非お控え頂きたい。
でも映像はめちゃくちゃいい。
空の景色、時代風景、めちゃくちゃいい。

自分は割と高所映画は苦手な方なのだが、エディ・レッドメインが出ているので内容も知らずに鑑賞したものの、これでもかという手汗量。

滴り落ちるくらい、ズボンで拭きたくないくらいの手汗。
いやほんとに。

マジでハンカチ、いや、タオル必須。
慶