KAJI77

Mank/マンクのKAJI77のレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.9
さて、今日で11月も24日。
クリスマス・イブまで残すところも1ヶ月です…。🎅🎁🎄🎉
僕は短期のバイトでサンタクロースの求人に応募するつもりなので、欲しいものがあるお方は今のうちにご連絡くださいませ。
眼に見えないものならなんでも差しあげましょう……😈

そんな僕はレイトショーにてデヴィッド・フィンチャー監督最新作『マンク』を鑑賞してきました!!🎥🎬⸜(*˙꒳˙*)⸝🍿
再鑑賞しないとわからない所もありそうなのでなんとも言えませんが、ふんわりとメモ書きしておきます笑

今作『マンク』は、Netflix配給の最新作で、1週間限定ではありますがいくつかの映画館では劇場公開もされているようです。(ネトフリ公開は12/4!)
フィンチャー監督作品では前作『ゴーン・ガール』以来5年ぶりの新作なので、ファンの方には要チェックの1作ですね!✨

内容としては、ゲイリー・オールドマン扮する実在の脚本家「マンク」ことハーマン・J・マンキウィッツが、オスカーにも輝いた名作アメリカ映画『市民ケーン』(1940)を書き上げるまでの変遷と、その背景にあったハリウッドの在り方を皮肉を込めて描いたブラック・コメディといった感じでしょうか。
一体どこまでが事実でどこからが脚色なのかは自分の予習不足のために分かりませんでしたが🙃🙃、当時の状況への造形がとても深いものである事は見ただけで分かります!
それほどの作り込みでした…😌

ただ、完全に話を楽しむ為にはタランティーノの「ワンハリ」然り背景の把握は必須なのような気はしました。冗長的な歯切れの悪い伝記にしないようにするためか説明的なシーンは全くと言っていいほどないので、『市民ケーン』を鑑賞することよりも1920~30'sのアメリカ社会に対する知識が前提として要求されているのかもしれません。
(もちろん『市民ケーン』を観ているとより楽しめると思います🇺🇸笑)

まあそうは言っても流石は名監督に名俳優。画面だけでも全然楽しませてくれるので、これを機にアメリカ映画史を辿ってみるキッカケにも十分なりうる作品かと思います。あまり敷居の高さは考えずすんなり観るのも良いのかなと。
僕が拾いきれなかったことのただの正当化かもしれませんが…😖😖笑

2回目観てからまたスコアは調整したいと思います!
梶岡からの一足早い調査報告でした…🎁
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