フィンチャー苦手マンですが、
「今年見るならあとはこれ」
「市民ケーン見てなくても(多分)大丈夫」
「ゲイリーオールドマン出るから勝ち」
みたいなこと言われたし、まぁ苦手なモンって勧められないと見んからね。
政治と映画がいつの時代も隣り合わせにあるなかで、ひとつの映画が生まれきるために現実がバチバチに火花を散らす、べつに珍しくはないんだろうな
時代が反映された映画が必ず面白いとは限らないけど、後世から見たときに映画で時代が読めること、ちょっと文化の面白さです。
「市民ケーン」、見てないけど何が関係あんの?時代背景をもっと説明してる映画なの?
と思ったらこの、このマンクが書いてるこの作品がまさに、「市民ケーン」なんですね。
それはちょっとおもろいわ
こんななかで、こんな奴が、こんなこと言われながら書き上げた作品です。
そりゃ気になるわ
マンクめっちゃ変な奴なんだけど、時間が飛び飛びするうえに淡々としてるので、イマイチそのへんに愛着を持てきれずでした。
これを白黒で描こうとする辺りに、アイリッシュマンでCG使ったスコセッシと同じ匂いを感じてしまったものの、クオリティはマジでちゃんと白黒映画っぽかった
アマンダセイフライドが意味わからん美しさなのも白黒映画っぽい。目、デッカ
こだわるなぁ。フィンチャーよぉ。
市民ケーン見てからの方が解像度上がるのは確かだと思うので、可能なら先に見といたら良さそう。
まだの私は、市民ケーン後攻でいきます。
このタイミングでネトフリが用意してないのは、惜しいなぁ~