ノラネコの呑んで観るシネマ

モータルコンバットのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

モータルコンバット(2021年製作の映画)
4.2
95年の映画のリブート版。
旧作は僕らのポール・W・S・アンダーソンのゲーム映画第一作なんだが、全く内容を覚えてない&なんとなくガッカリした記憶が。
今回、説明らしい説明は殆ど無いが、当時アーケードゲームはやり込んでたんで、世界観やキャラクターはOK。
冒頭の日本シークエンスのファーストカットで、篠原ゆき子が出てきたのに驚いた。
そして真田裕之のアクションを、これだけのボリュームとクオリティで見たのはいつ以来だろう?
やっぱカッコええなあ!
しかも若い!見た目も動きも、とても還暦を迎えた人には見えないぞ。
物語的には「終末のワルキューレ」の元祖みたいなものなんだが、今回はサブゼロとスコーピオンの400年に渡る因縁がベース。
こんなとこまで日本の漫画っぽいが、この構成により本来の主人公のルイス・タンの影が薄くなり、完全に真田裕之が主役になってしまった。
まあ面白かったからいいけど。
関係ないけど、浅野忠信のライデンは、画面から「ゴーストハンターズ」の3バカを思い出しちゃったよ。