前髪メガネ

モータルコンバットの前髪メガネのレビュー・感想・評価

モータルコンバット(2021年製作の映画)
3.2
26年越しのリメイク!

胸にドラゴンのあざを刻まれた、自らの生い立ちを知らない総合格闘技選手のコール・ヤング。彼は選手として負けばかりで芽が出ない中、私生活では愛のある家族と共に暮らしていた。
ある日サブ・ゼロという魔界の最強の暗殺者に命を狙われる。コールは家族の安全が脅かされることを懸念し、仲間たちと共に地球の守護者であるライデンの寺院を訪れる。
太古より繰り広げられてきた格闘トーナメント『モータルコンバット』について、そして自身が魔界の敵達と戦うために選ばれた戦士であることを知ることになる。


1992年の格闘ゲームが1995年に実写映画化し、続編が97年に公開。ゲームも映画も日本ではイマイチ跳ねなかったがアメリカでは人気のゲーム作品らしい。
それがこの度リメイク作として再び。
正直、ゲームも90年代の映画も知らなかったのでこれを機に鑑賞しましたが中々味のある()作品でこの手の作品好きな人にはたまらないだろうなくらいの感想でしたが、まぁせっかくだから、乗りかかった船だからくらいの気持ちで本作も鑑賞。

んー、期待を超えはしなかったかなぁ。
まぁ95.7年版がカルト的B級だったから21年版が急変するとは思ってはいなかったけど。
これは原作のゲームを全く知らないからなのか、それとも知っていたとしてもなのか。

物語は日本から始まり、真田さん演じるハサシ•半蔵のニンジャアクションから惹き込む掴み。
アクションは良かった。鎖分銅を駆使したアクションは最小のムーブで広範囲の攻撃を展開できて映える。
この忍者の子孫が主人公なのだけど、数世代挟まれた事で日系感は無くアクションも格闘技。
忍の子孫なのにもったいない…

ただ、ハサシは地獄で復讐を待っている間にパワーアップしてこれまた能力を手に入れるのだけど…いや、かっこいいのだけど、忍びの者として忍術っぽくして欲しかったー。
ジャパニーズニンジャ好きでしょ?
あと一切英語を話せないハサシが日本語のわからない子孫に一方的に日本語で語りかけて言葉を理解してなくても通じ合うのも良かった。でも「俺はスコーピオンだ!」の名乗りはダサくて笑ったwww厨二すぎるwww

ハサシもかっこいいのだけど、本作ではルディ•リン演じるリュウが1番カッコ良かった!!90年代版では主人公だったリュウの登場は胸熱。キャストは勿論別人なのですが初登場シーンのシルエットでリュウやん!とテンション上昇。
クールな東洋の格闘家って雰囲気に1番オーラを感じた。
ただ炎を掌で操り放つし、白の道着に赤の鉢巻で闘われると アレ…ストⅡのリュウとリュウ•リンって同一人物…?と混乱。
お陰でストⅡ実写版映画なんてものもあったななんて要らぬ黒歴史映画を思い出したよね。
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