望まぬとも与えられた力で…
能力者たちの悲しい生き様を描くSF映画。少女に襲われると言う点では、若干のSFホラー要素もある。
◎ストーリー
7歳の少女クロエは、外に出るなと父に言われ2人でずっと部屋に篭っていた。なぜ、自分が外に出てはいけないのかもしらぬまま。
そんなある日、父親の目を盗んで外へ出たクロエは現実を目の当たりにする…
登場キャラが中々可愛そうな人ばかりで、悲しくなる。多少行動に対して理解しにくいところはあるものの、なんか能力者がいたらのIFの世界をリアリティ持って描かれてた。
フリークスと言いなから、能力者は実質数名しか出ない。ただどれの人も個性的な能力で、それも観ながら推測していく感じが楽しい。マーベルみたいな派手なバトルはないけど、案外規模感大きくて面白い。最後の展開はおぉまじかってなった( ^ω^ )
最近見た、「ブライトバーン」に近いものもあったかな。
前半は得体の知れない恐怖感があって、クロエになった気持ちでモヤモヤできる。それと後半の展開や、ラストも雰囲気は統一しつつ、起承転結がしっかりしてて、伏線も最後に回収して行き、意外にも楽しめた一作。