おもしれ〜!!
そこまで期待してなかったのもあるけどそれにしてもレベル高い!
今年日本で観れるアクション映画の中では配信なども含めて今のところダントツじゃないかこれ。
シヴァ神と同じぐらいジョン・ウーを敬愛してるとしか思えない熱烈オマージュもたっぷり!
その上で何なら本家も越えるアクションと、決して複雑になりすぎず且つ観客の興味を持続させる時制の操り方も見事!
原哲夫のキャラノートから飛び出してきたかのような二枚目マッチョコンビがこれでもかと撃って蹴って踊り歌う!
特にハーリド役のタイガー・シュロフ!
目元とかどことなく若い頃のスライっぽいなーと思ってたらインド版「ランボー」の主役だったとは…!
普通のハリウッド映画ならクライマックスに持ってくるようなアクションシーンがサービス全開で惜しげもなく披露される。
このアクションがまたいちいち「ここまでやってくれたら満足」なラインを超えてもう一つすごいの見せてくれるからすごい。
特にワイスピも目じゃない空中での超絶ミッションと、ポルトガル最高峰のエストレーラ山脈の山頂で撮影されたというハイスピードバイクシーンはハリウッド超大作を完全に超えてさえいると感じた。
タイトルを言うだけでネタバレになりそうなストーリー上の「仕掛け」部分のオマージュも何故だか新鮮にみえる。
あとやっぱり歌と踊り。二人ともキレッキレ!レベル高いなー。
多用されるスローモーションなどインド映画特有の大仰な演出も全体的な「濃さ」と相性がいいのでさほど気にならず、桑マン似の大佐ほか脇役陣もいい味出してて大満足。
自分もこれぐらい筋肉あれば着古したTシャツ着たまま破るのになー!鍛えよう。