パッケージからして小難しい風刺映画なのかと思ったら全然違ってすげえ凝ったアクション映画って感じでした。どちらかと言えば娯楽作では？ パッケージでかなり損してる。
十数人の初対面の男女達が意識を失って目覚めたら来たこともない土地にいて武器だけが用意されていて、いきなり何者かから殺されそうになるという話。
より賢い奴が生き残ってく感じはとても楽しいですね。
タイトルの通り狩りの映画ということで、ステレオタイプな金持ち白人がステレオタイプな貧乏白人を狩る映画になってます。
別にこれネタバレでも何でもなく見てたらすぐわかることなのでご安心を。
これは白人さんの超絶自責映画ってことでいいんだよね？
典型的なリベラル金持ちと典型的な右思想低所得層ばかりだから自責とは言わないのかもしれないけど、こうはなりたくないよねっていう反面教師としての描写なんだろうな。
でもこの映画がすごいの対立構造のようなものには全くしていないところ。どっちも結局似たようなもんじゃんって思わせるようになってるのがすごすぎるよね。
うーんでもまあちょっと悪ふざけが過ぎるかな…笑
監督さんはインタビューで誰かの心に残る映画になってほしいって言ってたけどここまでふざけちゃうと…笑
狩られる側で明らかに一番強い何やら特別な訓練でも受けてるんじゃないかっていう女の人の快進撃は見ててマジで楽しい笑
