突如、見知らぬ野原で目覚めた、猿ぐつわをされた数人の男女。
彼らは訳もわからないまま何者かの襲撃を受ける。
それは上流階級の者たちによる人間狩りゲームだった!…というお話し。
社会の“悪人”を“正義”の者達が粛清する。
でもその“悪人”たちにとって自分の信じている事は正義だし、自分たちを粛清しようとする“陰謀”を図っている者たちこそが悪。
絶対的な正義も悪も判らない世界でそんな争いは結局の所、自分たちの正義の押し付けでしかなく、守りたいのは正義ではなく自分の信念。
そんな不毛な争いは傍から見ると滑稽でしかなく、マウンティングの取り合いにしか見えない。
ネットなどで日夜繰り広げられている諍いを映像化したような、尖った社会派作品でした!