ひよし

ザ・ハントのひよしのレビュー・感想・評価

ザ・ハント(2020年製作の映画)
4.0
金木犀の香りもいつしか過ぎ去り、深まりつつある秋同様に穏やかなる映画を観る機会が劇場でも自宅でも続いてしまい、その反動なんかどうなんかザ・ハント、行ってきました。

アメリカでの劇場公開延期やトランプがどやこやツイートしたとか、いわくつきの映画でそしてプラムハウスやけど、目を背けるまでのシーンはそんなになく、フフッと思わず笑いがこぼれるブラックでシニカルでややグロ&スカッとな映画でした。たぶん。

特に前半はスピーディーで誰が主役かも分からずくらいの展開で、君が主役かいなと分かってからの主人公の手さばき、足さばき、銃さばきなんかはもう胸が胸筋にしか見えないくらいのマッチョぶりを発揮し、それまでとはうってかわっての室内でのラスボスとの戦いは、無理やりやなぁと思いながらも多くの既視感を思い起こさせてくれました。

ヒラリー スワンクをお見かけ出来たのはもちろんうれしかったけど、まさかのエイミー マディガン⁉︎こんなところで出会えるとは😁

アメリカ大統領選前に日本でこんな映画を観て、なんか大変な国やなあって他人事のように思うけど、まあ我が国も総合的、俯瞰的に見ても色々ヤバい事はある思うんで、リベラルエリートの様にチャーター機内で年代もんのパイパーエドシック&キャビアは無理やけど、税の下がったビールでひとりグビリとしときます🍻
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