takanoひねもすのたり

血を吸う粘土~派生のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

血を吸う粘土~派生(2019年製作の映画)
2.9
カカメちゃんヘアチェンジした?
前回おかっぱ→今回つるっパゲだったような。
グロ可愛いから○

前回カカメちゃんに殺された伏見(ツダケン)の骨からカカメちゃんが蘇り、案の定の血祭りやっほいに。

女の子を6人集めて6角形をテーマに個展を開こうとしていたアート系インスタグラマー本多。
山中にあるアトリエにみんなを集めて制作開始。その中に伏見の娘・果林がおり、父の遺骨を持ち込んでいたため、思いがけずカカメが蘇り阿鼻叫喚地獄に。

粘土の造形がぬらぬらしていて良いですね。
脊髄みたいなのが、びろーんと延びるシーンとか好き。

女の子がわちゃわちゃしているのは可愛いけれど、今回はドラマが薄く、あ、ちょっと百合っぽいなってくらい。
首を切って雀を喰いにいく処なんかは好きですが、密室の人間関係というギスギス感が弱いので、あ、死んじゃったくらいの命の軽さ。

でもみんな可愛い女の子揃いで、本多の野郎が手を出すんじゃないかと勘繰りましたがそれは無く(良かった)

前作の結末でコンクリで固めた本体がミミズに取り憑き『東京へ行くんだ……』怨念を叶えてしまうとはwwwww東京到達で成仏www南無。

前作から引き続き美術講師だった女性が登場しますが、全く役に立たないw
2世代目のカカメを見張るというその役割のために置かれたのだとしたら、脚本……あんまりでは💧