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シャン・チー/テン・リングスの伝説のSIのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

2021.9.15
TOHO日比谷にて鑑賞

テンリングスを持つ殺し屋と伝説の門番村の女の間にできた子である駐車係の主人公は、マカオ最強の殺し屋である妹と親友と共に父親に無理矢理呼び出され、死んだ母が村の奥に実は閉じ込められているという話を聞く。父に先回りして仲間と共に村人と結託、父親一派と対峙するも、父は村奥の魔界への門を開けてしまい現れた魔物に殺される。主人公はテンリングスを継承し、妹を助け、仲間と共に魔物を倒す。

中華向けマーベル。
話は王道でわかりやすい。親友、必要なのだろうか、、、
バスハイジャック、地下闘技場、ビル工事足場での戦闘、動く迷路、伝説の村、、、シーン設定が秀逸。それだけでワクワクする。
にしても東洋を舞台にマーベルが映画をつくると、家族の物語になる、というのが非常に興味深い。話が結局は家族喧嘩と、小さくまとまった印象もあるが、やはり儒教思想、親殺しは東洋らしい題材なのか。
自分のルーツを大事にしろ、というテーマは、アメリカ移民にバッチリハマりそうな。

全体として拳闘アクションが凄まじい。加速再生が違和感なくはまっている気がする。
バスハイジャックでの戦闘シーンが一番息を呑んだ。一般人である主人公vs殺し屋集団。

主人公の妹役であるメンガーチャンが可愛かった。強気そうな顔とアクションのキレに惚れた。
トニーレオン健在で嬉しい。

最近はもはや海外ロケの映像を観るだけでテンションが上がる。
映画館で観るべき映画です。
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