MCUフェーズ4-2(25)
マーベル初のアジア系ヒーロー"シャン・チー"誕生談。
♪"Welcome to the Hotel California "♪
新しいフェーズに突入したんだなという印象。中国版『ブラックパンサー』のようなオリジンストーリー。中盤以降のゴリゴリのファンタジー展開には面食らったが、これまでのMCUに新しい世界観を導入したという意味で良かったと思う。
カンフーリスペクトの肉弾アクションが見応えあり。ジャッキー・チェンの『ラッシュアワー2』を彷彿とする、竹の足場を用いたアクションが好みだった。
コメディ役として唯一無二の存在感を放つケイティー(オークワフィナ)が好きだった。シャンチーとのコンビは今後も楽しませてくれそう。母親から、「あなたはアメリカ的な個人主義ね」と言われる一家団欒のシーンは『フェアウェル』そっくりだった。
鑑賞後に知ったことだが、監督は『ショート・ターム』や『黒い司法』など、シリアスなドラマを撮ってきたダスティン・ダニエル・クレット。クロエ・ジャオ監督の『エターナルズ』然り、ヒーロー映画とはかけ離れているように思える監督を起用するのがMCUフェーズ4の特徴のようだ。
カリオキ🎤は万国共通。
"Don't wanna close my eyes~"♪
「指パッチン後の世界 孤独じゃない」
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