なお

青葉家のテーブルのなおのレビュー・感想・評価

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)
3.4
「北欧、暮らしの道具店」が監修して
製作したからか、この世界はとても
メロウな色合いで優しい印象を持った。

ストーリーとしては、
やりたい事を一つに絞れないという
悩みを抱えている娘の優子が
カリスマ性のある母の知世に対して
普段からコンプレックスをもって
生活をしている。

そんな折に2週間の美術塾の夏期講習に
参加することに決め、ひと夏を通して、
優子が成長していくものである。

自分が1番印象に残っている場面は
優子があかねと喧嘩をしてしまい、
塞ぎ込んでいる時に、春子から送られた
音源を聞き、知世の青臭い若気の至りを
知るところである。

同じ悩みを抱えていた親子それぞれの
人生を追体験しているように感じた。

そして片桐仁などの芸人を起用していて、
コメディ要素もあって楽しめた。

冒頭で知世が7RULEのパロディとして
9ESSENCE という番組に出演しているのが
皮肉ぽくって好き。

また蛙亭の中野がずっとコントの時に
演じる親しみのある変人役のまま出てた。
このままだと多分コントしすぎて、
そのうち役に呑み込まれると思う。笑

あとインターン先のHAK9の代表が
嶋佐と屋敷って自己紹介した時も
小ネタ感があってクスクス笑ってしまった。
なお

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