Xavier

ソー:ラブ&サンダーのXavierのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
2.0

数いる神様の中に、小籠包の神様も…
サノスとの壮絶なバトルの末、ガーディアン・オブ・ギャラクシーと共に宇宙へと旅立ったソーは、すっかり戦いから遠ざかっていた。そんな中、全ての神殺しを目論む強敵ゴアが、ソーと新たな王となったヴァルキリーの目の前に現れ、応戦するものの、ゴア率いる軍団の前に大苦戦。そこへマイティ・ソーのコスチュームを纏ったソーの元恋人ジェーンが現れ、ソーとヴァルキリーに協力する。
その中で、ゴアは子どもたちを拉致し、
連れ去ってしまう…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ

砂漠のなかをさまよう、父ゴアと小さな娘
その中でも、ゴアは神への信仰は揺らぐ事はない。しかし小さな娘は、力尽き亡くなってしまう。1人になったゴアは、謎の声に惹かれるままオアシスへとたどり着く。その中にいたのは、ゴアが崇める神。
しかし、神はそんなゴアに辛辣な言葉を投げつける。そんなゴアに近づくネクロソード(神でも殺す事の出来る剣)の影…そして、ゴアはその剣の声に導かれるまま神を殺す…とダークな感じで始まるこの作品。
最近のマーベルは、「モービウス」や「ドクター・ストレンジ」などダークな作風の作品が多い。

「ソー」もこんな感じなんだ…と思ったのも束の間、いざソーが出てくると、雰囲気は一転。明るく軽い感じへと変わっていく。

タイカ・ワイティティ×マーベル、ましてや前作の"ソー"も監督してる。
"前作面白かったなぁ"と思いだし、今回の作品も期待◎だったんだけど…
はっきり言ってつまらなかった。
明るくしようとしてなのか、コメディのエッセンスがふんだんにフューチャーされてるんだけど、これがことごとくつまらない。さりげない言葉やフリで作られる笑いは面白いが、"笑い"を狙ったものほど面白くない。
それならば、アクションはどうかというと…こっちもイマイチ。
最近のマーベル作品の中で、1番ハラハラ&ドキドキしないアクションシーン
そして、ストーリーの薄っぺらいこと…
何で、今頃ジェーンとの関わりを描くんだろう?
2人が元サヤに戻るのか?って事を想像させて観ている人をドキドキさせようとしてる?
まぁ、これが大失敗
逆にガーディアン・オブ・ギャラクシーどの冒険ものにした方が、全然面白かったと思う。ガーディアンには、ロケットやグルートなどのいいキャラがいるのに勿体ない。ホント残念…
意外に、レビューが好評価なのがビックリ。この作品で、1番ビックリしたのは
さりげなくさらっと出てきた"あの人"
ここが、この作品の1番ピークだったかも。
個人的には、全く嵌まらなかったです
この作品がマーベル作品じゃなかったら
+0.5ぐらいかな

あっ!ゴア役のクリスチャン・ベールは良かったです。
Xavier

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