みきちゃ

ソー:ラブ&サンダーのみきちゃのネタバレレビュー・内容・結末

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

MCUの映画28作目。
フェーズ4の映画5作目。

お金のかかりまくった壮大な茶番だったwwww
でも最後にはぼろぼろ泣かされてたので私はチョロいし、MCUは流石。ふざけてワチャワチャしててもキメるとこキメてくる。ソーのシリーズは大味。ソーらしい豪快さが気持ちよくて好き。細かいギャグを詰め込んでくるタイカワイティティ節も好き。

何も考えずに気楽に鑑賞して残ったざっくり感想は5つ。
1.ヤギうるさい!!!!!!
2.ナタリー・ポートマンのメイクアップがすごい!
3.イマカノならぬイマブキが可愛い!!
4.アイムグルート!(可愛い!!)
5.愛だよ、愛!!!!

マイティ・ソーの時とステージ4癌患者の時のナタリー・ポートマンの年齢感や生気の差がやばくて、メイクアップが凄い凄いと感心しきり。ヴァルハラでの彼女は少女のようにも見えた。ヘイムダルにお出迎えされる素敵演出。ソーにはいつまでも豪快にあんちゃんしてて欲しいけど、もしも死ぬことになるのならばいつかヴァルハラで再会出来るといいな。ジェーンがソーのおまけの元カノじゃなくて、同じくらい強いヒーロー神になってくれてかっこよかった。

元ブキのムジョルニアに嫉妬心を燃やす今ブキのストームブレイカーの可愛さ。ソーの気遣いが足りないからジェラシーしちゃったんよな。ムニョムニョはソーにとって特別だったからなぁ。ソーとの約束に忠実なムニョムニョはかっこいい。神と武器たちの複雑な関係性がウケた。

世界の神話が大好きなので、北欧神のソーたちがギリシャ神と絡む展開はアツかった。ポスターに名前がでかでかと書いてあるラッセル・クロウとクリスチャン・ベールを楽しみにしていたのに出だしからクリスチャン・ベールに気付けずスルー。ゴア役の人すげーな誰だよと思っていて、後半でやっとクリスチャン・ベールが見えた。「えっ!ゼウスくる?誰が演じる?!」とわくわくしたのに、誰だよこのずんぐりむっくりは!とラッセル・クロウに気付けずスルー。わりとすぐ気付けたものの、全知全能の神ゼウスがこんなうざキャラで、ラッセル・クロウが存外楽しそうにゼウスを演じてることにしばし口あんぐり。「アオラレ」の鬱おっちゃん役の爽バージョンだった。

ここまでのあらすじを教えてくれる恒例の劇団にはクリヘム兄と(前は弟くんのほうじゃなかったっけ?どうだっけ)相変わらず楽しそうなマット・デイモン。そしてオオトリ、ヘラがすごかった。メメメメリッサ・マッカーシー!!!目を疑ったわ。豪華にもほどがある。アカデミー賞俳優揃いすぎ。

懐メロ満載の音楽も盛り上げてくれて楽しかった。エンヤの存在忘れかけてた!メアリー・J.ブライジのあの曲!Ciaraとかなついー!ガンズで戦うソーいけてる!そこでABBAときたか!

ガモーラがいないことに胸を締め付けられたけれど、ガーディアンズたちは健在。元気そうだった。グルートかわいい。失うと Feel shitty な愛か。がんばれスターロード!

色々あれこれした果てに残ったのは、愛。託し、託されて、物語は続いていく。素敵だ。

やー、楽しかった。
みきちゃ

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