このレビューはネタバレを含みます
2022新作#44
冒頭から衝撃的展開で緊張感が走りました。
ティ・チャラは病気で亡くなってしまったのだと。シュリの必死の治療のかいもなく…
ここでマーベルスタジオのロゴがファンファーレと共にの筈が、チャドウィックのみの映像が無音で。
チャドウィックへの追悼はここと、ラストにシュリが喪服を燃やして、ティ・チャラの笑顔の数々が流れて。物語の最初と最後に追悼は驚かされたし、泣いてしまう。もっと泣いたのは、ティ・チャラとナキアとの間に子供がいて、その子の名前がティ・チャラ。ここは涙腺崩壊でした。
キルモンガーに全部焼かれてしまったハーブ。再生に取り組むシュリ。ティ・チャラのDNAを採り入れて遂に完成。
ハーブを飲んだシュリに降りてきたのは、なんとキルモンガー❗
復讐心の塊だった彼の言葉にシュリも怒りが増してきます。兄を失い、母は殺され、そりゃそうなりますよ。槍をネイモアに向けた時は「ダメ、ダメ」と心の中で思いましたが、そうはならないだろうと言う思いも同時に起こりました。殺ってしまったらヴィランになっちゃうし。
ラモンダ、ティ・チャラには国を治める者としての威厳がありました。シュリは、突然だったし、まだ若いからこれから女王としてとても苦労しそう。そこはンバクやオコエがサポートするのでしょう。協定を結んだネイモアは何か企んでいそうだし、アットゥマは裏切るのかも。
オコエは今回も超絶カッコ良かった。ミッドナイト・エンジェルのスーツ姿よりも、槍をブンブン振り回してタロカンの兵士達と戦うシーンが一番良かったかな。
そして一番驚いたのは「ブラック・ウィドウ」、「ファルコン&W・ソルジャー」に登場した、謎の女性ヴァル。しかもCIA長官で、エベレット・ロスの元奥さん。造反のロスをワカンダに連れて行ってしまったから、彼女が集めているサンダーボルツはワカンダに乗り込むのか？
追悼ムードとタロカンとの戦いの陰に、フェーズ5に続く展開も描かれいて、中身の濃い作品だったと思います。
おっと、リリ・ウィリアムズのアイアン・ハートも単独ドラマが楽しみです❗
