主演俳優がなくなってどうなることかと思ったができる限りでスムーズに続編につながっていると思う。
マイブームが古代の遺跡なのでククルカンはちょっとテンション上がったな。ちゃんとチチェン・イッツァっぽい建物も出てきてそこから潜ってたし。マヤ文明のククルカン、部下はギリシャ神話のセイレーン。ワカンダの部族はインドの神様ハヌマーン。最近のディズニー映画の多様性はちょっと気になるレベルではあるけれど神様まで多様性を採用してくるとは。青い生物と人間の見た目と混在しているのはなんなんだろうね。青い奴らの異様な打たれ強さの説明もなかったし。海の謎生物って異様な怖さを感じる。自分が自由に動けない環境だからなのだろうか。そこからタロカンの街紹介は夢があったし協調路線にも見えたが・・・やはり単純な復讐の連鎖がチープさを感じる。もちろんシュリはまだ子供(多分)でそこを乗り越えることが本作の一つのテーマではあるのだけど。ワカンダの首都決戦は迫力があり非常に見応えがある。しかしもっとヴィブラニウムって万能だった記憶あるのだけどな。ちょっとご都合主義で弱体化してた？ただしそこからの仕切り直しは間延び感。なにより海上の決戦が劇場映えしていなかった。
整合性を取ろうとしているしタロカンの街並みやワカンダでの戦闘は見応えあるのだけど2時間半の長丁場が必然かと問われれば2時間くらいで収まりそうな中身だったなーとも思う。それなりに満足。
余談だが推しの関係で本作で重要人物になってしまったシュリの吹き替えが不安です。ただでさえファンには吹き替えとして認識されづらいのに本作は演技力のいるシーン多いからなー。怖いので配信まで待とう。
